そもそも文章を書くって何?「20歳の自分に受けさせたい文章講義 」

著者   古賀史健
タイトル 20歳の自分に受けさせたい文章講義 
値段   ¥914
出版社  星海社新書
ページ数 276ページ
所要時間 130分
こんな人におすすめ 何の知識もないけど文章を書いてみたい人
https://www.amazon.co.jp/20歳の自分に受けさせたい文章講義-星海社新書-古賀-史健/dp/4061385100

文章ってどうやって書き始めたらいいの?

ブログを始めるきっかけとなった動画にて、この本が紹介されていたため読んでみた。確かに、読みやすくためになる内容だった。
この本には文章作成において役に立つ、様々な技術が書かれていた。
せっかくなので、この本で学んだ技術を用いて以前旅行で学んだことを書いてみようと思う。

この間フィリピン行ったんだけどさ、めちゃくちゃめんどくさかったのよ。何がっていうと入国審査。なんかこうーにゅうりょ、入国審査用のアプリがあってーそれに個人情報入れてーあとなんでフィリピン来たのか目的?入れてーどこ泊まるか入れて―あのー係の人?に見せなきゃいけないんだけど、
入れるたびにアプリが落ちて―、情報入れるたびにアプリが落ちて―そうするとまたー入れた情報保存されないからまた最初から入力しなおし。もうこれだめだなって思って係の人に泣きついて無理やり入国したのよ。

きったない文章だと思うだろうか?私は思う。
しかしもう少し待ってほしい。この文章を清書するとこうなる。

入国審査には思わぬトラブルが生じることがある。
以前私がフィリピンで入国審査を行った際には、「e-gov」というアプリへの個人情報の入力が求められた。入力内容は名前や生年月日のほか、宿泊先や航空機の座席番号など20項目以上ある。
 それ自体は問題ないが、多くの旅行者が同時にアクセスするため、登録途中で必ずアプリが落ちるのである。
当時はアプリの登録を諦めて係員に事情を説明することで入国できたが、結局30分以上を無駄にした。
後で判明したことだが、このアプリは入国日の5日前から登録ができるため、事前に登録しておけばスムーズに入国審査を突破することができたようだ。
 このように思わぬところでトラブルが生じることがあるため、渡航の際には入国審査の内容についてよく調べておくべきである。

それっぽい文章になった。
当然この清書をした文章の中にはこの本のテクがたくさん使われている。
しかし、今回紹介したいのはそこの技術よりも初めのきったない文章を作成する法の技術である。なぜなら、文章を作成するには初めにどう書き出すか、ここで躓くことが多いからである。

文章を書くにはまずアウトプットせよ

この本の序章には文章の書き出し方が載っており、その方法の一つが「頭の中のものを他人に話してみる感覚でアウトプットしてみる」というものである。

先ほどの文は私が録音機に向けて話し、それを書き起こしたものだ。
これにより私は今頭の中にある文章い出来ないもやもやをスムーズに文章に書きだすことが出るようになった。先ほどご覧いただいたようにそのまま書きだした文章は汚いものではあるが、汚い文章なら清書してきれいにすればよい。
この本にはほかにもいろいろな役に立つ技術が記載されていたが、ひとまずはこの技術から用いていきたいと思う。ほかの技術も知りたいという方はぜひ本の購入をお勧めする。

その他この本の概要

先ほど実践したように、この本にはゼロから文章を作成する方法が記載されている。アウトプットから読みやすい文体について、文の構成や編集方法など順番に丁寧に記載されている。まさに初心者にうってつけの1冊である。

逆に言うと、、多くの本でこの本の内容が引用されているため、今まで文章やウェブライターについて調べたことのある方にはすでに知っている内容が多く感じる恐れがある。

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